人生の岐路にあるときには 「この先、いったいどうなるのか」「どうしたらいいのか」と悩んでも答えは出ないことがあります。
答えがない、正解がないことだって人生には多いもの。
今日は、エソテリック・ティーチングである錬金術から 一つをご紹介します。
決意のテスト-Test of Resolve
そんなときに決めるべきは「(自分は)どう在りたいのか」しか、ありません。
だから先ず「これは、必ず自分にとって何か良いことになる!」
そう決めるのです。
実は そこに意識を向かわせていると、イイことになる確率がぐっと上がります。
自分で確率を上げたのです。
単に意識しているだけでは、まだ足りない場合もありますね。
石にかじりついても「イイこと」にするという決意が求められる場合だってあるわけです。
その「イイこと」は けっして楽(ラク)を意味しません。
逃げたいことを乗り越え、克服し、ラクなった頃に気付ける何かが、本当の「イイこと」。
そこにたどり着いた者にしか、それがどれだけ「イイこと」なのか分からないようになっているのが宇宙の錬金術。
そして、その期間に決意のテストは行われています。
あなたの決意のほどを計るテストが。
事実、この法則は存在しています。
石にかじりつく―というのは、文字通りおなかが減っても、心細くても、不安で泣きたくっても、夢にかじりついていろ!ということ….。
チャンスの扉はすべて叩いて
はねつけられたら凹まずに、すぐ次へ!
扉は瞬間ごとに開いたり閉じたりしていますから、後でその扉を試せばいいやと考えているうちに、さっきまであった扉そのものが消失してしまいます。
だから、ここぞという時は全てを叩いてみる。
扉が開くかなんて、このテストの期間中の天使は教えてくれません。
それがテストというものです。
そうしていると、 その手が痛みを覚え、血に染まるころ、難なくスっと扉が開くのです。
泣いて涙が枯れるころ、誰かが腕を取って立たせてくれるのです。
こうして、あなたは「イイこと」の本当の意味を知ることができ、もはや、ほんの少し前の「決意もない自分」ではなく、次元の違う自分になっていたことを、そこで初めて知るのです。
この”成長”こそが ほんとうの意味で「イイこと」だったんだな、そういう人間になりたかったんだと、理解できるのです。
欲しかったのは、ただ現象としての”結果”じゃなくて、自分の成長!
そのことに、とっても感動するんです。
その結果、外面的なイイ結果も その手に ポトンと落ちてくるという感じ。
ミラクルは、決意のテストをパスしたときに与えられる修了証です。
こんな決意のテストを、あなたは 受けたことがあるでしょうか。
璃子 Riko Claire
アウェアネス・インスティテュート
Awareness Institute
ヒプノとサイキック
レッスン / セッション
米国催眠士協会・米国催眠療法士協会
認定トレーナー