昨今は、チャネリングや高次元メッセンジャーという、”スピリチュアルごっこ”に 疑問を感じるという、賢明な判断力を持つ レッスン生が増えています。
日本に限らず、世界中でサイキックの進化を目指す学習者が増えていることを見ると、スピリチュアリティも成熟へと進歩しているのでしょう。
根拠を欠いた盲信や 入門レベルを”卒業”し、次なる理解へとステップを上昇していく様は 頼もしく、これからの 卒業生のセッションには 大いに期待が持てます。
さて、今回も初心者さんからのご質問にお答えしていきます。
Q レッスン生の質問
“サイキック・リーディング” (=直観リーディング)と
チャネリングの違いは何ですか?
サイキック・リーディング受講生より
多くの場合、低次元に漂う思念体(3次元に近い領域に留まっている浮遊思念体)のチャネルとなって 情報を得る 人びとがいます。
それが いわゆる チャネリング。(チャネル=通路・媒体の意)
天界からのメッセンジャー…と”銘打った” 何か、もそれに当たります。
チャネルの源は、本当に神や天使でしょうか?
イエスやブッダのソウルなのですか?
真実かどうかは、見定めがつきません。
なぜ神や天使、高次元の宇宙人だと、名乗る必要があるでしょう?
権威づける必要がある時に、思念体は “それ” を使います。
人は それを簡単に信じてしまうから、なのです。
私は神であると(もし)名乗ったら、人は”それ”のメッセージに従ってしまうでしょうね。
すると、人間の自由意志による決断や選択の機会を 奪います。
ですから 高次元であれば、尚のこと、そうした名乗りは 起こり得ないこと。
この思慮判断ができない、気付けないとしたら危ないかもしれません。
それに相対するのが、サイキックによるリーディング。
出自不明の思念体に依存せず、自分の直観を使っていこうという試みです。
これは、人類が持っている 本来の 標準スペックとも言える
失われた機能です。
ご興味があれば、たんに自己催眠(思い込み)でチャネリングらしく(演じる感覚で) なりきることでも、サイキック中枢が発達します。
それなら安全なプラクティスとして 良いでしょう。
さて…
“チャネラー“は、昔は 霊媒といい、自身の意識でアカシック情報次元に つながるのではなく、誰だか分からない思念体を自身にひきつけ、自らを媒体とします。
霊媒行為には危険が付きまといますが、霊媒(つまりチャネラー)当人はそのことに気付けませんから、審神者(さにわ)が必ず 側らに同席していました。
安易な考えで これに倣(なら)う(=真似る)と 危険でもあります。
思念体の姿形は容易に変えられ、嘘もつきます。
そして 大抵の人間ソウルに近いので、尊崇されるのも大好き。
そして 人間の思念は、そのレベルでも 簡単にリーチされるので、つまり「当たる」のです。
その結果(あゝ、神さま!天使だわ!)と信じ込んでしまう人もいるでしょう。
高い意識のチャネラー(霊媒)も もちろん居らっしゃることと思います。
それならば、それに似つかわしい精神的態度、品位、美徳が見てとれるのではないかと思います。
璃子 Riko Claire
アウェアネス・インスティテュート
Awareness Institute
ヒプノとサイキック
レッスン / セッション
米国催眠士協会・米国催眠療法士協会
認定トレーナー