あるとき「天使のサインです」といって、長野からお越しのクライアントさんから頂いたのは 1,5cmくらいの小さな羽根。
一つ一つ、彼女が集めてきた羽根 を20枚ほど…くださいました。
お話を聞いてみると、何かの折に、小さな羽根がひらひらと 彼女に舞い落ちるそう。
(そんなことって、あるのかしら)
そうは思いましたが、とにかく有り難く頂戴しました。
彼女によると「もらった人にも、それは現れはじめる」とのこと。
わたしもクライアントに お福分けしていきました。
私自身は それを信じていたわけでなく、信じなくもない…、期待も疑いもないスタンスで。
心理学を 専門にしてきた私は「脳の認識が現実を創る」ことを知っています。
一旦、意識にのぼれば、やがてそれが目につき、現実に羽根をみつけてしまうことは不思議でもありません。
しかし 間もなく部屋の中、電車の中、クラスの講座中に、買い物中に、歩いている時に、カフェで話しているテーブルに、ヒラヒラと羽根が 落ちてきたり、体の近くを舞うようになりました。
羽毛布団のそれとも違い、ダウンジャケットからほつれ出た 羽毛とも違って、小さく繊細で 真っ白な羽根。
不思議なのは、大きさが いつも 同じこと。
彼女から届けられた羽根を 人びとに分け終わるころ、私にもたくさんの羽根が手元に集まりました。
そして、それらを また 受講生のみなさんに お譲りしてきました。
初めて羽根をくれた彼女と同じように「もらった人にも、それは現れはじめるの」と 伝えながら。
そうこうしているうちに、やはり 羽根が出現したとのご報告をいただくようになり、確信になっていきました。
わたしと同じように「へぇ、本当に?」と皆さんも 疑ったに違いないけれど、それはもう次々と…。
大袈裟に言っているのではありません。
- レッスンを終えた時、服に付着していた人
- セッションの帰り道で目の前に飛んできた人
- 朝起きたら、部屋に落ちていたという人
- 電車のなかやオフィスの廊下に落ちていたり
- さっきまで、開いていた本の中に見つけた人
- なぜかPCの下にあったり…
- バスルームの中でみつけた人も!
(あら?なぜここに?)というような、そんなシーンで見つけています。
信じなくても、忘れていても。
脳の自動認識力だけで実体化しているとしても。
羽根やコインは 天からのサイン
これは世界的にスピリチュアリストの多くが体験する現象となっているんです。
そのことを 現在、オーストラリアで 大活躍のサイキック・ミディアム、 ピーター・ウィリアム氏に尋ねたことがあります。
” Yes ! それは 天界のガイド たちの印だよ。僕も たった今、掃除したばかりのフロアに 3つも 落ちていたりするよ!”
彼もそう言っていました。
※サイキック・ミディアムとは、サイキック(情報リーディングができ)かつ ミディアムシップ(亡くなった方との交信、霊媒=チャネルのこと)の双方の意識チャンネルが使える 稀有な能力を持ち、人びとの心のサポートをしている方々です。
そして、彼が ロゴ にしているのも 「金の羽根」です。
偶然かしら。
どうやら脳機能や心理学だけで片付けてしまうと、真理から 遠のく気がしてきます。
因みに、これをサイキック(超心理学)では、異なる次元からの現物化現象(アポーツ)といい、超物理学へと繋がっています。
ハーバード大学の物理学者たちは計算上、この宇宙は11次元まであるとして研究を進めており、そうと知らないのは 古典物理しか馴染みのない 私たち。
ある次元と別次元を隔てるドレープが、ある種の人々にはとても薄くなっていて、意識が物質化する度合い、頻度も とても高まっているとか? 意識の科学から考えてみると、こうしたアポーツも、自分が「そうなることを許可している」「それが起こることを否定しない」でいるときに 可能だという結論になるのです。
次元は高くなればなるほど物質次元を超え、精妙な意識次元、微細な量子次元になるのですから。
今から2000年以上前の古代ギリシャに、プラトンという哲学者がいました。
彼は「まず、イデア界が在って、そのイデアを反映する現象界がある。現象界にあるものは、すべてイデア界の模造品だ」と言いました。
(※イデア=Idea(アイデア/観念)、Idee(理念)の語源)
なるほど 。
プラトンも 別次元のイデアが物質になっていると言っていたのですね。
すると、やはり 羽根であれ何であれ、目には見えないレベルに 現象の原因や理由があると解釈できます。
「常識」と呼ばれてきた(んなこと、あるわけないよね)という「制限」や「判断」を手放すことが出来たとき「それ」は起こる、ということを 羽根は教えてくれているようでもありますね。
それは とりもなおさず、「んなこと、あるわけないよね」というあなたにとって、最大の「幸せな奇跡」がその身に起こることを、(あなた自身が) 許可、受容しているかどうか。それを問われていると解釈することもできます。
そうならば、ハナから馬鹿にしたり 否定せずに、期待する方がずっと良いではありませんか。
羽根を受け取られた皆さんには、 その常識を超え、現象界に何かが起こることをOKとしているかどうか、見直す良い機会となっているようです。
璃子 Riko Claire
アウェアネス・インスティテュート
Awareness Institute
ヒプノとサイキック
レッスン / セッション
米国催眠士協会・米国催眠療法士協会
認定トレーナー