いま、 一日3食の習慣をやめ、1食または2食というライフスタイルをもつ人が増えているそ上すが、皆さんはいかがでしょう?
私はここ15年ほどは、基本的に 一日一食派。
来所レッスンをしていた頃(Covit-19報道以前)は、受講生さんとのランチをご一緒することもありましたが、オンラインが中心となった現在は、画面の向こうの皆さんがランチ休憩中に、こちらでは事務、午後のレッスン準備の時間…といったふうに、ランチ習慣は私の中からすっかり消えてしまいました。
意識の集中が保てることは、レッスンワークにも好ましく、一日一食は私にとても合っているんですね。
”常識”なんて、アテにならないもののよう!
一流のパフォーマーの間でも、一日一食派が多いそうですから、”非常識な人”ほど一流の可能性を秘めているとも言えなくもない…んじゃないかしら。
私は ただ自然と食べなくなっていたけれど、今は一食派もきっと多いでしょうね。
また(悲観的してはいませんが)日本各地に自然災害が予想されるという警告は、政府からも発せられていますから、ちょっとやそっとの備蓄食糧では、幾らあっても足りない日が来るかもっしれません。
こうした恐怖を煽る意図は、私には まったくありません。
むしろ、恐怖とは真逆の効果を期待して、お伝えしようと思っています。
それは、食事量や回数が少なくても、”自分は大丈夫なんだ!”という体験を通して、心から大丈夫だと確信できる人に、あなたがなっていくことで、現実にも、あなた(だけ)には”食糧危機が起きない世界”を生きていくかもしれないからです。
それが超次元の考え方。
誰もが 別の世界線を創造していく、という考え方です。
被災の場合は、支援が届くまで7日くらいは何も口にできなくても、精神が慣れていればパニック、集団ヒステリーにならず、沈着冷静に思考を保ち、事態の推移を見ていられます。
食糧や簡易トイレ、備品…を多く買い込んでいたとして、果たしてそれらを持ち出せるかしら。
何も持っていけない事態だって、想定できます。
やはり、ひとは”気力” が一番大事!
意識の力だったり、意志力ですね。
これら意識の力、意志力は、どう鍛えるというのでしょう。
「火事場の馬鹿ぢから」ー これは緊急事態で発揮される潜在意識のパワーに依るところが大きいのです。
断食や瞑想、筋力トレーニングなど、自分の肉体を意志に沿わせるトレーニングになる所業は、いろいろあるでしょう。
私のファスティング
私は、潜在意識の使い手として仕事をはじめた頃から、定期的にファスティング(断食-水だけ摂取)も おこなうようになりました。
非常に驚かれることではありますが、私の場合は 15日間くらいの 完全断食です。
一般の人が挑戦する断食は、3日から(長くても)7日間程度でしょうか。
それ以上は、危険領域ですから、私の例は特殊だと思ってください。
(闇雲な真似は なさいませんように)
世で流行している断食、ファスティングは、概ね リキッダリアン(Liquidの合成語:脂質や糖質、プロテイン、ミネラルなど栄養素を含む飲料、青汁、スムージーだけで過ごすこと)です。
ただ固形物を食さないだけで、栄養は摂りこんでいますから、肉体的には食事と変わりない結果となるでしょう。
ただし、固形物や温かに調理された物を食べたい欲求を意志でコントロールしてみる(抗う)体験はできます。
この程度でしたら、試してみることは簡単!
単に胃腸を休めるためや意思力を知るために、目標を立てて臨むことは、日常の食餌習慣を見直すきっかけにもなりますね。
私は、完全に水だけの断食なので、くれぐれも真似しないで頂きたいのですが、古来、秘儀のスピリチュアル探究組織では、それをおこなってきました。
老子を祖とする道教(タオの教え)を探求する道家たちは、仙人になろうとしていたのです。
*「道の教え」は、米国では一般に知識人でもあるスピリチュアリストたちが広め、TAO、ラオツー(老子の英語読み)として多くのマスターたちが実践してきました。東洋版・The 宇宙の法則です。皆さんもよく知る 仁や礼、義といった人間の徳に関すること、宇宙法則を自然界の例えで解釈しており、のちに 日本には、この「道」が仏教や儒教と習合された「朱子学」として、知識人の教養となりました。だから、仁(徳)という感性を知る風土がありますね。日本人が、世界でも特別に優れた民族であるという選民意識は、ちょっと違うかなと感じてしまいます。寺子屋により、本来は教育を受けられない村民にまで 広く伝えられた 良質な教育の功績といえるでしょう。
本来なら、全身の細胞や器官は、あなたの命令をちゃんと聞いてくれるのです。
ベーシックレッスンでも、初日に体験いただきますが、細胞意識に指令を送ることで、即座に身体が反応することは明らかな事実です。
これには、初めてヒプノシス(自己催眠)にトライする受講生もびっくり!
どんな方でも身体の細胞や筋肉に命令ができるとなれば、実践しない手はありませんね。
この事実を体験すれば、秘儀の探究者が瞑想中に心拍数を落として(呼吸数ではありません!心臓の動きを操作できるのです)、わずかな呼吸で生命を維持できることも理解できます。
こうした細胞への命令は、潜在意識を通じてのみ可能です。今のところは。
そのうち機器が開発されて、潜在意識下に指令を埋め込むテクノロジーが公開されるかもしれませんが、それはそれ。
もし、あなたがヒプノティスト(催眠士)、高次元へのアクセスをしているとしたら、きっと高位で深部のトランス層にもアクセスできているはず。
水だけの断食も可能か… で、精神世界と物質世界がアクセスしているかを知ることもd家いるのです。
今の、自分の潜在能力の実力を知る意味で、禅や密教、高度なスピリチュアチュアリティの修行者はコントロールの鍛錬をしていくのです。
スピリチュアリストとして活動中の皆さんは、どうでしょう?
これは非常に難しい人もいるでしょうから、焦って頑張りすぎず、危険のないように常に知性を働かせ、自己責任で判断すべきこと、というのは ぜひ覚えておきましょう。
また断食には、いろいろな効果があります。
では、初日から順に、どのような変化を体験するのか見ていきましょう。
初日〜3日目まで
習慣は潜在意識に埋め込まれた指令ですが、一時の決心だけで変えること自体、 一朝一夕には困難です。
それに対抗するために、もっと意識的にNLP的手法(脳の思考コントロール)を使うようにします。
脳も食べたい欲求を訴えてくるからです。
現代ではこうした手法も研究され、活用できるので、現代人らしいアプローチを取り入れることが賢明なのは言うまでもありません。
5-10日目を過ぎると…
普通、食欲は3日程で消失しますから空腹感は無くなりますが、ここからは専ら 体力との戦い。
日に日に、通常の速度での歩行が困難になっていきますよ。
階段の昇降がきつくて、息がゼイゼイ… 足は重く、 登山レベルの疲労が襲います。
キッチンからリビングまでの 並行移動(?)も相当、ゆっくりめ。
手っ取り早くスリムになろうと焦って運動してはいけません!
体は、この危機に際して本当に頑張っています。
読書や映画鑑賞、お昼寝… クローゼットの整理整頓….とにかくお部屋で静かに過ごしましょう。
お買い物などの外出は、大変な重労働になります。
断食に入る前に、日用品やスムージーなど、断食中と断食明け直後に必要となる品々、お買い物は済ませておきますよ。
体力の問題もありますが、街に出ると匂いがひどいことに気がつくからです。
街ゆく人間たちの匂いは、Uu〜ん(失礼ながら)、動物(園)の動物臭に、似て ひどい匂いがします。
誰もが、腸内で食べ物が発酵中ですから、臭いのです。
キムチを食すると肌から匂いが出てきますよね。
皆の肉体から発酵臭?が漂っていて(人間も動物なんだな…)と、改めて思ってしまいます。
一方、断食者の腸内には、もう何もありません。
すでに、日々 水分だけを排出している状態でクリアなので、他人の匂いが辛く感じるんですね。
電車やエレベーターの中、閉塞空間では特に!
私は、5-7日目までは 家族とのお出かけ、友人のお呼ばれ(会食)にも出かけますが、お茶だけでも問題なく感じています。
皆んなの食事テーブルに同席の傍ら、私自身は食への欲求が消えていますので、誘惑も葛藤もありません。
水が、ご馳走に感じられます。
体も精神も、変容しています。だから大丈夫!
*大丈夫という語も、そもそも東洋哲学から生まれた言葉で、仁、義、礼、智(知識、判断)の4つの徳を備えた人を指す言葉です。
だたし、横断歩道を渡り切るのもやっと!の体力です。
信号時間内に 全力で歩かなくちゃ…。
周りの人にドンドン追い越されますが、私にとっては Max全速力を発揮しなければなりません。
10-16日目
立ち上がるとき、起き上がり時などの急な動きは、眩暈がします。
無理しないで、ゆっくりね。
転倒したら、もっと大変!
入浴は、もっとも体力を消耗する作業になります。
血行が良くなるので、それだけで運動したのと同レベル!
お風呂から上がったら、ベッドへ急行しなければならないかも。
頑張りすぎると、時々、貧血のように目先が暗くなります。
そして 夜はとっても早くに、休みます。
まるで子供みたいに、眠くなってしまうのです。
幼児のように 就寝が早くてぐっすり、そして早起きになります。
けっこう健康的!
横になって、身体が静まると全身(の細胞)が 微細に振動している様子が体感できます。
おそらく脂肪が燃やされ、細胞が懸命に活動しているのでしょう。
普段には、感じることができない 超振動を 体験します。
…
私は、2週間ほどが今のところ、限界のよう。
本当はまだまだ数日、続けることはできそうですが、仕事もあるため、迷惑をかけるわけにはいきませんね。
だから、ここらへんで
自ら ”ドクター・ストップ” 。 終了としています。
もともと、日数の長短を競うものでもないし、特定の目的を達したらOKだもの。
ブレサリアンという生き方
今や、私は 断食日数などの記録を比較したり、伸ばすことが主眼ではなく、ブレサリアンになれるかも?と、本気で思っているところです。
肉体を持ちながら 呼吸だけで生きている人が、世界には数名います。
Breath(呼吸)だけで生きているのでブレサリアン!
ベジタリアン、リキッダリアン … と同じく 合成語です。
もう、人間のプロトタイプから逸脱した人々でしょうね。
進化した宇宙的人類。
だって、排泄もないのです。
水も要らないのですから、宇宙旅行の添乗員、宇宙駐在員、宇宙パイロットに宇宙機アテンダント、宇宙ホテルの従業員、宇宙飛行士…になれるかも。
そんな夢の未来も想像できますが、現実的に、いま現在も感じられる明らかな効果もあります。
肌がきれいになります。
透明感が出て、傷の修復も早いようです。
毛穴が閉まります。 全体的にシュッと締まっていきます。
脂肪は、どんどん無くなります。(筋肉もなくなるので注意)
ゆるっとした服が要らなくなります。
靴も緩くなります。
ムダ毛は伸びません。髪や爪も伸びません。
何より、嗅覚が優れ、敏感にキャッチします。
怠惰にしていた細胞が目覚めるので、サイキック意識が活性化します。
断食後、それから。
食の嗜好が変わっています。
体が軽やかで、運動が楽です。
私は翌日から HIIT(ヒート)トレーニングを開始!
心拍数を上げるHIITトレーニングで筋力だけを戻します。
欠乏していたアミノ酸は、筋肉から消費しています。だから筋力を再びアップ!
これで、リバウンドへの懸念なし♪
昔の服が着られるようになります。
シミ隠しのメイクは要らなくなります。
目元の小皺も、なぜか? 消えています。
いかがでしたか?
むやみに挑戦心を煽ってしまうことは避けたく思いますが、参考になれば幸いです。
璃子 Riko Claire
アウェアネス・インスティテュート
Awareness Institute
ヒプノとサイキック
レッスン / セッション
米国催眠士協会・米国催眠療法士協会
認定トレーナー