人類には、3つの 成長ステージがあります。

生まれてから、すぐに発達するのが肉体的な機能

そして知性を磨きます。

さらに成熟するにつれ、精神的な領域へと 意識が向かいます。

それが自然の設定になっていますね。

身体が小宇宙、社会が大宇宙とする宇宙論視点で見ると、次世代の仕事はどこに向かっていくのかが、ハッキリと見て取れます。

そう!知性に重点を置いていた時代が過ぎ、精神性や内面の成熟へと向かうときが来ています。

肉体の強化が必須の労働は機器・機械が代行し、知性の強化は AIに置き換わるでしょ?

人間が能力を開発する次の分野精神(思考マインド)や(感情)ですね。

その次は、霊性、ソウルとか…見えない世界(異次元)へと。

まず、かつての時代は 剛健で肉体的な強靭さ、柔軟性、活力を要する仕事が大半でした。

それは以下の機能を発達させました。

①動物的意識 -本能と感覚 

これは右脳の担当で 運動と生命、感情や感性など、生まれながらに備わっていた仕様です。

それでも 運動機能や生命維持に機器が用いられ、部分的な導入もされ始めようとしています。

近代になると、知力あるものが優勢になりました。

次世代では、以下の機能を成長させました。

②機能的意識 -理性と知性 

左脳の領域で 言語を駆使し、計算したり計画を推進したり、予測する機能があります。 

今は AI(人工知能)が役目を果たしてくれますが、いま 大モテのプログラマーは、この方向性で 未来を見据えていらっしゃるでしょう。

AIが自ら 自己複製を始めてバグを修正し… となれば、そこから先は 今でも見当がつかないようですが。

計算や暗記はもちろん、人間らしい創作活動だと思われていた作曲小説まで 作り出せるのです。

で、次に人類が向かうのは、どこか?

多くの仕事が 数年のうちに、AIによって代行されていくことは、もはや無視できない現実です。実際に、いま多くの人が いよいよ…転換を迫られています。

そして、これから向かう方向…は、こんな感じ。

③意味的意識 -1オクターブ高い精神

これは右脳と左脳の統合型です。

これが未来に向けて 進化していく方向だと言われています。

2つの脳が担当していたそれぞれの分野は、いま機械で できるようになっています。

すると次は、左右の脳が統合した”新しい能力”を磨き始めるのです。

その部分には、まだAIや機械ではできていません。

つまり感性と直観の仕事です。

このレベルのことを機器ができるようになるまでは、まだまだ人間が担当しなければなりません。

ちなみに、左右の脳が統合すると 次元がひとつ繰り上がって、1オクターブ上のステージに入っていきます。

動物的な感性を磨き、知的な識別力も鍛えた…さて、次は?となったとき、 精神性 の成長へと向かうのです。

だんだんと目に見えにくい側面へと、人は成長点を移動させてきたのですね。

肉体から知性へと、そして精神性へというように。

人だけ ができる仕事

ということで、未来に繋がっていくシゴトは、人だけができる、精神を扱うシゴトです。

心に対するケア慈しみの仕事は 機器には代行できません。

私は誘導瞑想のアプリを制作していますが、人間の声帯を AIは模写できていません

マッサージでさえ、在る程度なら機器でも代行できる時代ですが、それでもなお、声帯の繊細な働きは 人工的に実現できそうにありません。

不思議に思ったことはありませんか? を聞けば すぐに個人を識別できます。

歌手でも声を聞けばすぐに(あの人だわ)と分かります。

それほど、繊細な個体差があり、同じ声の人を探すことは簡単ではありません。

ヒプノセラピーは、特に使う仕事です。

あまり知られていませんが、遠隔でもヒプノセラピーはセッションできることは、昔からテキストに載っていたんですよね。 その点は、遠隔ヒーリングと同じなのです。

ただ、今般の 世界的対面自粛モードのおかげで、米国のヒプノセラピスト協会は正式に遠隔セッション推奨することを発表しました。

遠隔ヒプノセラピーは 以前から 行われていましたが、一般には知られていませんでしたから、初めて知る方も多いでしょう。

意識は空間を超えて作用しますから、通話で可能な ネット産業の一分野になるんですね。

道具はだけ! 在庫も仕入れも素敵な設備も 不要です。

(素敵な設備があれば、なおトランスに惹き込まれるかも…)

ただ、直観という感性と、それなりの知能を使う仕事ではあります。

さらに、とあるAI開発者に伺ったのですが、コンピュータは過去のデータを元にして未来予測をするのですが、とんでもないところから 降ってくる直観的な予測はできないそうです。

直観は 何の根拠もなくやってきますから、コンピュータにはできない機能セラピストたちは大いに使っています。

(確かに…なるほど!)

遠隔セッション時代になれば、地方都市世界のどこにいても 人の役に立つこともできる点では、最先端の業種と同じ。

最も古くて アナログ(だと思っていた)ヒプノセラピストという仕事が、最も未来型産業に合致したプログラマーと これほど共通点が在るなんて、思ってもいないことでした。

わたし個人の目的は さらに、1オクターブ異なります。

それが…

④宇宙意識につなげる仕ゴト。志ゴト。

これは宇宙の普遍の法則に気付いて、共に生きる社会意識のベース作り。

人類のマインドを少しづつ底上げできる心のワーク人生法則の叡智を伝承すること。

地球意識 (生存競争の次元)になぜ生まれてきたのか 、そんな途方もない原初の問いに、向かって思索を深める道が続きます。

命のないマシンには、そんな問いは発生しません。

物質が固まって出来上がったものにソウルはありません。

(モノは スピリットで構成されています)

意識データはモノに転送できたとしても、変化し成長する生命は、それ以上に面白く奇妙な存在です。

コンピュータなら決して失敗を選ばないのに、人間はときに、とんでもない発想をして、無理なことに挑戦し、明らかな過ちでも あえて冒してみる、予想のつかない トンチンカンな行動もするのです。

それが生命です。

コンピュターから見たら、愚かしくて(理解できません!)と一蹴されてしまうでしょうが、人生を浮沈なしに生き抜く ”椅子とりゲーム” などではないし、もし、そうだとしたら 幼稚で 味気ないゲームボード(地球)の上で 長々と生きなくてもいい気がしてきます。

それなら、未来世コンピュータに生まれ変わった方がいいですよね。

失敗のないコンピュータに。

でも…絶対に負けないゲームをしたい人なんて、いるでしょうか。

間違いしでかす 人間でなければ、人の心はわかりません。

皆さんだってマシンに 人生相談なんて、したくもないでしょう。

成功する確率を計算してもらうのには 信頼できますけれど。

ただ、直観奇跡は(間違っても)AIによるセラピーには 含まれませんので、ある意味、非常にガッカリなことでしょうね。

AIセラピスト…そのような新型の仕事が開発されたら の話ですが。

璃子 Riko Claire

アウェアネス・インスティテュート

Awareness Institute


ヒプノサイキック

レッスン / セッション


米国催眠士協会・米国催眠療法士協会

認定トレーナー