レジリエンスが 🗝キー
「レジリエンス:心理学用語で「逆境力」「困難な状況でも心が折れないしなやかさ」のことを指します。
ストレスが高まる中でもポジティブな感情を持ちながら高パフォーマンスを上げられる時もあれば、やる気を失い、諦めてしまいたくなる時もあります。
ストレスをはねのける このレジリエンスがあれば、ポジティブな感情を維持できるのに、それって何が違うのでしょう。
一般的に、逆境に耐えてきた人はレジリエンスが高く、 何度でもやり直せたり、叶えていく力を持っているといいますが、この精神力のエネルギーは、実際に電磁力として作用し、最近の科学で 心臓と強い関連がある事がわかりました。
心臓に関する研究をおこなっている ハートマス研究所の発表では、大脳と心臓が協調したコヒーレントが大事だとわかったのです!
ハートを鼓動させるもの
科学界での長年の難問でしたが 1991年にアンドリュー・アルモア博士(Dr.J.Andrew Armour)により「ハート・ブレイン」の概念が提唱され、その謎が解けました。
それによると、心臓には4万個のニューロンが存在し、ホルモンや神経伝達物質、脈拍や血圧をモニターしています。
つまり ♡のニューロンは 小さな脳のようなもの。
この小さな脳が心臓を動かし始めるのです。さらに心臓の小さな脳は、神経系を通じて大脳とつながって、相互に情報のやり取りをしているんですね。
しかも どちらかの脳が片方の動きを支配するようなものではなく、相互に自律して動いています。
心臓が大脳とやり取りをして、心臓からのメッセージによって、大脳の機能が大きく左右されることがわかったというのです。
特に、感情が心拍数に影響していて、それが大脳へのメッセージになっているんです。
この心拍数のリズムが整っているときを「コヒーレント」とよび、心が明晰、決定が正確、創造性が高まっていて、さらに ポジティブな感情を感じる傾向があります。
大切なのは 思考?感情?
大事なのは大脳と心臓(ハート)が協動していることであり、心拍数が規則正しいコヒーレント状態であること。
そして心拍数がコヒーレントのとき、レジリエンスも高まるということですから、要は 心拍を整えることが大切ですね。
そして心臓から良いメッセージが送られると、大脳も良い反応を起こします。
自分にとって 好ましくない思考を変えたい時には、自己催眠(セルフ・ヒプノ)で穏やかな呼吸をしながら 心地いい風景をビジュアライズするなど、心臓から脳にアプローチできることを知っておくと良いでしょう。
大脳と心臓は co-worker
ハートを意識することでアタマの働きを制御できる。
そして、それがレジリエンスにつながる。
愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」は 大脳よりも心臓に多量に存在していることも分かってきたそうです。
大脳と心臓は協調して働く同僚(co-worker)なんですね。
ハートを無視して、アタマだけで考えることは、いろいろな意味でも 損失(無駄な努力・ロス)が多そう。
そして更にいえば、閃きが冴えたり、サイキック(潜在能力)による 直観(量子情報)が当たったり、アカシック・リーディングができるのも このコヒーレントなときなのです。
璃子 Riko Claire
アウェアネス・インスティテュート
Awareness Institute
ヒプノとサイキック
レッスン / セッション
米国催眠士協会・米国催眠療法士協会
認定トレーナー